2016年ロンリーハーツ植物紀行
9月24日、初めての神室山(1)

神室山は本来ならばキヌガサソウの咲く6月に行く予定だったが、思わぬ体調不調と天候不順で時期を逸してしまった。
それでも年内に一度、下見に登っておきたいと思い、先週(9月17日)にチャレンジしたが、天候がイマイチなので断念(かわりに栗駒山に登る
神室山は翌週の9月24日に初めてその頂きを踏むことが出来た。
にしても (´π`;)ハードな山だった。秋の宮から西ノ又コースを登り、パノラマコースで下りたが、
写真撮影を500枚程度に抑えたにもかかわらず、登りに四時間半、下りに三時間半もかかってしまった。

この日は秋の宮で夜明けを迎えた。神室山方面はしっかり晴れていた。
朝5時頃、湯沢市秋の宮から望む。

役内集落の終わりからパノラマコース登山口までは未舗装だが、車の乗り入れに支障はなし。
問題は西ノ又コースのその先だが、林道終点の前に冠水箇所が有り、下手をすると身動きできなくなる可能性があった。
下りも考慮し、パノラマコース登山口に車を置き、テクテク林道を歩き出す。

パノラマコース登山口。
パノラマコースは看板から右上に登るが、西ノ又コースは左の草深い林道をさらに進む。
第一吊橋。けっこう揺れた。
一人ずつ渡った方がいいと思う。

西ノ又川

西ノ又の谷間は奥へ行くほど険悪な様相になって行く。
「この先登山道が不明瞭なので・・・」
との案内板。
登山道が消えたと思ったら、
左側にロープが垂れていた。

テンニンソウ Leucosceptrum japonicum

サラシナショウマ Cimicifuga simplex キツリフネ Impatiens noli-tangere

第二吊橋 「老いて猶かむろの道に汗流る」
第二吊橋から三十三尋の滝までの道はかなりしんどい。
ブナの木に掛けられた「老いて猶・・・」の看板に励まされる。
ダイモンジソウ Saxifraga fortunei var. alpina

三十三尋の滝 不動明王
三十三尋の滝を過ぎた渡渉点で、うっかり足を滑らせ、転倒するとともにカメラを岩にぶつけてしまった。
さいわい私自身怪我はなかったし、ほとんど濡れず、しかもカメラも壊れなかったが、いっときはお先真っ暗になった。渡渉を甘く見てはいけない。
少し登った先にある不動明王様に無事を感謝。
不動明王

ヒメモチ Ilex leucoclada 胸突八丁坂の看板

いったいいつ終わるのかと毒づきたくなるほど胸突八丁の登りは執拗だ。
ふり返ると樹間に前神室山の姿が見えた。心もち、林も疎らになってきた。しかしこの後も急な坂は続く。
前神室山
やがて樹林帯が終わり、急に視界が開けるようになる。

御田の神(マミヤ平)。
後ろの山は西ノ又沢源流部の稜線であり、神室山ではない。
ここは夏場ならばいろんな花が咲き乱れる場所なんだろう。
今はキンコウカの草紅葉くらいしかないが、これまでの苦労を思うと天国のような場所だ。

キンコウカ Narthecium asiaticum

一足早く紅葉してた
ウラジロヨウラク
Menziesia multiflora

稜線に向かい、笹薮の細道を進む。
道の両側から水がしみ出して歩きにくい。この場所も夏場はいろんな花が咲いてたようだ。
チョウジギク Arnica mallotopus の枯れ花。
同じ場所にはオニシオガマ Pedicularis nipponica の実も有った。
エゾオヤマリンドウ
Gentiana triflora var. japonica subvar. montana

キヌガサソウ Paris japonica の証拠
を見つけたり。
窓くぐり

稜線の灌木帯にポッカリ空いた「窓」をくぐると・・・


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(本頁は2016年11月4日にアップしました。)