2017年カムイミンタラ花紀行14
7月29日、最終日は愛山渓から沼ノ平へ

大雪山三日目の7月29日は帰りのフェリーの関係上、17時半までに苫小牧東港に到着しなければならなかった(後で19時までに着けばよいと分かったが後の祭り)
その範囲で行ける(登れる)山を地図上で探してみた。
層雲峡の北に聳えるニセイカウシュッペ山も候補だったが、より楽そうな沼ノ平を訪ね、余裕をもって苫小牧に向かうことにした。
沼ノ平は大雪山の北西側中腹にあり、愛山渓温泉から徒歩で二時間弱。今まで見ていない湿原の花の他、とある景色に期待していた。
沼ノ平六ノ沼から大雪連峰を望む。

三日間、お世話になった層雲峡温泉に別れを告げ、国道39号線を北西方向に走る。昨日後半からの雨は上がり、日が射している。
愛山渓温泉にクルマを置き、はじめは渓流に沿って歩く。
あまりメジャーなコースではないし、平日なので人影は皆無。大雪山としては初めての樹林帯歩きなので、クマ除けホイッスルを吹きながらの進軍。
清水沢を橋越えしてからは三十三曲の急坂で一気に高度を稼ぐ。
その後、笹薮や背丈よりも高いハイマツ林の間のダラダラ坂を登り、沼ノ平分岐まで来たら、やっと視界が開けて来た。
三十三曲の急坂のひとつ 沼ノ平分岐

湿原の眺めは好かったが、花はほとんど咲いてなかった。
今は時期的に少ないのかもしれない。
半月沼の畔で。

コバギウシ Hosta sieboldii ニッコウキスゲ Hemerocallis dumortieri var. esculenta
エゾカンゾウとも呼ばれるが、ニッコウキスゲと同一のようだ。
今回は沼の畔で一株だけ見た。

ウラジロナナカマド Sorbus matsumurana だろうか。


ウコンウツギは黒岳や赤岳でも数多く見かけたが、いずれも花の傷みがひどく、写真としてはイマイチだった。
最終日の今日、半月沼のほとりで無傷で新鮮な花にやっと巡り合えた。
ウコンウツギ Weigela middendorffiana


この付近ではエゾコザクラもパラパラ咲いていたが、こちらは花の傷みがひどく、
既に出ているので写真は省略。

愛別岳?を望む。

左から中条岳、永田岳、安足間岳(2194m)だろうか。

大雪山の最高峰、旭岳をちょっと変わった角度から眺めてみようと思い、当麻乗り越しを目指してみた。
途中で出逢った花たち。
バイケイソウ Veratrum album subsp. oxysepalum エゾウサギギク Arnica unalascensis var. unalaschcensis

高度を稼ぐに従い、沼ノ平が見下ろせるようになった。
沼ノ平


実際には当麻乗り越しまで行かなくても旭岳の見えるポイントに達したが、
今日は雲が次々と沸き起こって、肝心の旭岳がなかなか姿を見せてくれなかった。
旭岳の見えるポイントに到着。 Yama-Kei Calendar 2017
美しき日本の山々、9月の写真。

今回、期待していたある景色とは上右写真、カレンダーの山岳風景。
この風景はなっ( ̄π ̄;なんと50年前(子供の頃)、通っていた床屋に貼っていた(当時の)カレンダー写真で知っていた。

昼飯を頬張りながら約一時間粘ったが、今日は一番よく見えてもこの程度だった。
左が熊ヶ岳(2210m)、右が旭岳(2290m)。
(´π`;)ワタシだけだろうか。熊ヶ岳の方が旭岳よりも高く見えた。

北海道最高峰の旭岳(2290m)のアップ

右前面に突き出したのは当麻岳(2076m)

旭岳の姿を見る関係で予定よりも一時間以上、遅くなったが、それでも余裕をもって、
愛山渓温泉に下山。
愛山渓温泉 愛山渓温泉を出発直前の柿の種号。

あぅぅ(つдi) 名残惜しいけど、大雪山ともお別れ。
帰りに見えた大雪山の山並み。

帰りの道央自動車道ではスピードをセーブ。

苫小牧東港で乗り込んだ新日本海フェリーはでかかった。
19時半出航。明朝は秋田港(土崎港)。
苫小牧東港にて新日本海フェリー。

家に帰ったら、留守番をしていた家内が暖かく迎えてくれた。
認〇症の母親もおとなしかったようだ。ありがとう。お土産は・・・
ナキウサギのぬいぐるみ
今回のお土産は黒岳ロープウェイ駅で購入。
駅や土産物店は中国の皆さんがとても賑やかだったが、このぬいぐるみよく見たら、メイド・イン・チャイナだった。

改めてこのシリーズの目次
 大雪山に登るまで&層雲峡(三国峠) 
 7月27日、銀泉台から大雪山・赤岳、小泉岳へ(1) (2) (3) (4) 
 7月28日、層雲峡から大雪山・黒岳、北海岳へ(1) (2) (3) (4) 


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(本頁は2018年2月2日にアップしました。)