7月2日、初めての岩手山はコマクサロードから。2 |
(本頁は「7月2日、初めての岩手山はコマクサロードから。1」の続きです。)
樹林帯も高所になったら、シラネアオイやサンカヨウがまだ咲き残っていた。
他の山でもよく見かける花だが、両方混じって咲いているシーンは比較的少ない。
サンカヨウとシラネアオイ サンカヨウとシラネアオイ
標高1700m付近に咲いていたオダマキは最初ミヤマオダマキかと思ったが、
低山性のオオヤマオダマキだった。
オオヤマオダマキ
ベニバナイチゴ ミヤマエンレイソウ
平笠不動避難小屋(標高約1870m)までやって来るとさすがに森林限界になる。
ここから上は限られた低木か高山荒原の世界に突入。
平笠不動避難小屋
小屋の辺りから見上げた岩手山。高そうに見えても、標高差は170m程度。
平笠不動避難小屋付近から見た岩手山
キバナノコマノツメ
タカネスミレによく似ているが、こちらは登山道脇の低木の下や草地に多く、住み分けしていた。
コミヤマハンショウヅル ヨツバシオガマは咲き出したばかり。
少し登って振り返ったら・・・
平笠不動避難小屋と茶臼岳。
御苗代湖
コケモモ イワギキョウ(開花前)
コマクサとも再会したが、こちらのコマクサは超疎らで小柄、まだ蕾の世界。
代わりにタカネスミレが頑張っていた。
タカネスミレ コマクサ
イワウメ
チズゴケ
今まで花ばかり報告して来たが、以降は山頂付近で見た山岳風景も少し。
この日の岩手山は時おりガスには包まれるものの、視程も含め、まあまあの好天だった(下界では猛暑だったと聞く)。
屏風尾根
もうすぐで岩手山(薬師岳)山頂。
岩手山山頂標
山頂到着は11時半。今回は登りに6時間かかった。
コースタイムは5時間なので丁度一時間のオーバーだが、写真は既に500枚超を撮っているので、まあまあのタイムだろうと勝手に解釈、自らを慰撫する。
中央火口丘、妙高岳の噴火口
御苗代湖
御苗代湖は登頂直前の11時半頃までは青く見えたのだが、
山頂で昼飯を食べ、12時半頃、下山しようとしたら、白く変わっていた。
上空の色を反映してのことだと思うが、一日二色を愉しむことが出来、なんか得したような気分。
この日は湧き雲が多く、秋田駒や早池峰など近隣の高峰は見えなかったが、それ以外はナントカ。
西側、裏岩手から八幡平南部の眺め
乳頭山。
なんかナメクジみたい。
下山してから、姫神山。
次(和賀?)へ行く。 管理者注:本頁の写真は(`◇´)何人たりとも無断使用はまかりならん!
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(本頁は2018年8月17日にアップしました。)