早坂高原の花図鑑(4.八月中〜下旬) |
(本頁は「早坂高原の花図鑑(3.七月下旬〜八月上旬)」の続きです。)
【八月中〜下旬の花】
この高原はお盆過ぎでも花が多い。もしかしたらこの時期がマックスかもしれない。
オミナエシ Patrinia scabiosifolia
2010/08/23
オミナエシは早いものでは七月中頃から咲き出すが、一番の見頃はお盆前後か。開花期間が長く、九月中頃でもまだ咲いていた。
オミナエシ Patrinia scabiosifolia
2011/08/11ハンゴンソウ Senecio cannabifolius
2010/08/23
クサレダマ
Lysimachia vulgaris var. davurica
2016/08/06ヤナギタンポポ Hieracium umbellatum
2010/08/23
黄色い花ばかり続いたので、それ以外の色も。
ミソハギ Lythrum anceps の群生。
オミナエシやイブキボウフウが少し混じっていた。
2010/08/23
ミソハギ Lythrum anceps
2010/08/23コバギウシ Hosta sieboldii
2016/08/06
イブキボウフウ Libanotis coreana
2011/08/28ハナイカリ Halenia corniculata
秋田では秋田駒ヶ岳で一度見たきりだが
この高原には比較的多かった。
2011/08/28
キンミズヒキ Agrimonia pilosa var. japonica
下界に多い花だが、早坂高原にも多かった。
2011/08/28
ナワシロイチゴ Rubus parvifolius (実)
2011/08/28アキカラマツ (タカトウグサ)
Thalictrum minus var. hypoleucum
2011/08/28
ツリガネニンジン Adenophora triphylla var. japonica
2011/08/28新種発見かと思ったが、
ツリガネニンジンの白花が帯化したものだった。
2011/08/28
ツルニンジン Codonopsis lanceolata
2011/08/28
ススキ Miscanthus sinensis
2010/08/23ヤマハギ Lespedeza bicolor
2011/08/28
ミチノクコゴメグサ Euphrasia maximowiczii var. arcuata
か、タチコゴメグサ Euphrasia maximowiczii か識別不能。
2011/08/28ヒヨドリバナ Eupatorium makinoi
ここにはヨツバヒヨドリと判別に困るものが多かった。
2011/08/11
アザミの分類は難しい。
これはキタカミアザミ Cirsium nipponicum
かナンブアザミ Cirsium makinoi か。
アザミの仲間は他にも有ったが、見当もつかなかったので省略。
2011/08/28タムラソウ(タマボウキ)
Serratula coronata subsp. insularis
アザミそっくりだが、葉の形や痛い棘が無い点で識別。
2011/08/28
ゴマナ Aster glehnii
2011/08/28
サラシナショウマ Cimicifuga simplex
2011/08/28シラヤマギク Aster scaber
2011/08/28
ヌスビトハギ
Desmodium podocarpum subsp. oxyphyllum
(実、ひっつき虫モード)
2011/08/28ヨツバハギ Vicia nipponica
2011/08/28
(この時期の訪問記録はこちら ⇒ 8月上旬、乾いた草原に咲く花 (2010年)8月下旬 盆花編 牧歌編 8月下旬、黄金とマゼンタの草原を彷徨う )
この高原にはマツムシソウやワレモコウは無いようだ。
この二種があれば、信州の有名な高原(例えば霧ヶ峰など)とほぼ同じ構成になるが、
種類の豊富さでは、こちらの方が勝っているかもしれないと感じた。
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(本頁は2019年3月14日にアップしました。)