2019年ロンリーハーツ植物紀行
6月19日、酸ヶ湯から八甲田へ。1

この頃、私は山道具を一新したばかりなので、早く山へ行きたくてうずうずしていた。
が天気の方はイマイチ。本来なら南の方(朝日方面とか)へ行きたかったのだか、無理して雨の中を登るつもりはない。
19日は思い切って北の方、この日、唯一晴れ(ただし午前中のみ)の予報だった青森の八甲田山に向かった。
この山には、最近は楽して(ロープウェーで)北側の田茂やち岳から入山していたが、
今回はまっとうに酸ヶ湯からテクテク歩いて仙人岱経由で大岳に登り、毛無岱経由で下りることにした。
このルートはかつて1987年に歩いているので、今回行けば32年ぶりとなる。
まずは行く途中見えた津軽の象徴、お岩木山。
東北道、津軽パーキングより、岩木山を望む。

今日、岩木山を見たのはこれが最初で最後になった。
黒石インターで東北道を降り、国道102号線、394号線を走り、八甲田山に向かう。
103号線に入ってからは、酸ヶ湯を通り過ぎ、睡蓮沼へ。
ここは八甲田連峰の好展望地なので、晴れている時は極力立ち寄るようにしている。

睡蓮沼と北八甲田の山々。

高田大岳

大岳(左奥)と小岳

酸ヶ湯に戻り、大岳への登山を開始する。

大岳の登山口 樹林帯の道

樹林帯を歩くとあちこちでガサガサという音。これはクマさんではなく、タケノコ採りの爺ちゃんばあちゃん達だった。
最初に現れた花はミヤマスミレ。この花は大岳山頂間近まで咲き続けていた。

ミヤマスミレ Viola selkirkii

ムラサキヤシオ Rhododendron albrechtii

登山道が地獄湯の沢に沿うようになると、展望が開けてくる。
天気は曇りに変わったが、山はまだよく見える。

地獄湯の沢と南八甲田の山々

植生は一変し、火山地帯特有のものが多くなる。
イオウゴケ Cladonia theiophila

ウラジロヨウラク Menziesia multiflora イワカガミ Schizocodon soldanelloides

地獄湯の沢の上の方で見た大岳。
高そうに見えるが標高差は200m程度。

仙人岱そのものは干上がった湿原で、花はヒナザクラがパラパラ咲いてる程度だった。

仙人岱から見た小岳

仙人岱から先は少し雪の斜面を登る。

仙人岱から見た大岳

雪渓の勾配はきつそうに見えるが、アイゼンを使うほどではなかった。

雪渓の登りから小岳を振り返る。

雪渓を登りきると、背の低い樹林帯。そこは南八甲田の眺めが良く、樹木の花もいろいろ有った。

南八甲田の最高峰、櫛ヶ峰。手前に樹氷となるアオモリトドマツ。

コヨウラクツツジ Menziesia pentandra ベニバナイチゴ Rubus vernus

南八甲田の山並みを振り返りながら、更に登ると、
左から赤倉岳、乗鞍岳、その手前の平らな山は猿倉岳から駒ヶ峰の連なり。
右手前は硫黄岳。

左手前は硫黄岳。奥の山は駒ヶ峰、櫛ヶ峰(一番、高いところ)、下岳、右端に横岳。

いつの間にか樹林帯を抜け、高山帯に突入。
今日、是非見たいと思っていたミヤマオダマキが出迎えてくれた。

ミヤマオダマキ Aquilegia flabellata var. pumila イワカガミとミヤマキンバイ

鏡沼まで来ると、山頂は間近。
鏡沼

イワウメ Diapensia lapponica var. obovata

やっと山頂到着。
大岳山頂(1584.5m)


来た道をちょっとだけ戻り、南八甲田の見納めとする。

山頂から南八甲田のほぼ全体を眺める。
左から赤倉岳、乗鞍岳、その手前の平らな山は猿倉岳から駒ヶ峰、櫛ヶ峰。手前は硫黄岳。


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(本頁は2019年9月12日にアップしました。)