2018年ロンリーハーツ植物紀行
6月18日、八幡平南部を縦走してみた。2

(本頁は「6月18日、何故か八幡平(南稜線)1」の続きです。)

諸桧岳山頂を過ぎたら、つかの間、展望が開けてきた。
ここから先は自身にとって初めて足を踏み入れる場所になる。
来し方を振り返ると、もっこ岳の姿が。

歩き出した当初は霞んでいた秋田駒がよく見えるようになった。
秋田駒方面の山座同定

また樹林帯に突入。うんざりした頃、割と大きな沼に出くわした。
石沼

石沼

そろそろ嶮岨森かと思ったら、手前にもうひとつ、前諸桧(1481m)というピークが有った。
その前諸桧から眺めると、嶮岨森はまだまだ先だった。左側の斜面に鏡沼が見えるようになった。
大深岳と右手前に嶮岨森。

嶮岨森と右奥に笊森山、乳頭山、湯森山、秋田駒ヶ岳。

嶮岨森は近づくにつれ尖って見えるようになった。
嶮岨森(1448m)

嶮岨森山頂は標高こそ低いが、展望は素晴らしい。
嶮岨森山頂付近から岩手山、真下に鏡沼。

鏡沼

嶮岨森山頂付近は痩せた稜線になり、森林が途切れるので、植生も少し変わる。
嶮岨森山頂 コケモモ

ツマトリソウ ハクサンチドリ

嶮岨森山頂付近から笊森山、乳頭山、湯森山、秋田駒ヶ岳。

嶮岨森山頂南部から北側を望む。
左から前諸桧、八幡平、茶臼岳。手前に鏡沼。

また樹林帯だが、今度はダケカンバが多くなる。


アオモリトドマツが多くなり、小さな池を過ぎると、
大深山荘手前にあった小さな池。
大深山荘
避難小屋・大深山荘

今回の八幡平はどこを終点(折り返し点)にしようか迷った。クルマ一台で来ている関係上、同じ道をまた戻らなければならないが、
高低差がほとんど無い稜線歩きなので行きも帰りもほぼ同じ時間がかかる。
この日の朝はいつもより遅れて7時過ぎにスタート。片道、四時間程度のコースタイムだが、行きはもっこ岳山頂に寄ったり、
花の撮影に時間がかかったため、終点近くの大深山荘に着いたら、正午近くになってしまった。
本来なら最終地点とすべき大深岳山頂は断念し、源太ヶ岳の北中腹に有る湿原(大深湿原?)のどっかで昼飯を食べて引き返すことにした。

湿原の多くはまだ雪に覆われており、花は何も咲いてなかった。
源太ヶ岳の脇に有る湿原からの北の方の眺め。
左から諸桧岳、もっこ岳、前諸桧のかたまり、八幡平、右に茶臼岳。


湿原水場のニッコウキスゲ芽出し。 意外に地味なワタスゲの花(白い綿毛は実姿)。

今回、到達した最終地点。
湿原の向こうに岩手山がドーンと聳え、歩道脇には花束のようなシラネアオイが咲いていた。
湿原から望む岩手山

シラネアオイの大株 近くではサンカヨウも。

大株を横から見ると・・・

シラネアオイは初っ端からあちこちで咲いていたが、これが今年見た中では最も花付きの良い大株だった。
よってこの場所で打ち止め、遅めの昼飯とする。
至福とはこのような時を言うのだろうか。
ところでこの日は人には誰にも会ってない。もちろんクマにも。
独りで歩くには勿体ないほど登山道はよく整備されており、素晴らしい風景の連続だった。それは帰りも同じだった。


次(やっと焼石)へ行く。
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(本頁は2018年7月27日にアップしました。)