2018年ロンリーハーツ植物紀行
6月18日、八幡平南部を縦走してみた。1

6月18日は久しぶりに八幡平に行ってみた。ただし今回はドラゴンアイ人気で沸く北の方ではなく、南側に連なる地味な小山稜線を縦走往復した。
このルートは遥か昔(1991年6月下旬)、諸桧岳辺りまで行っている(一部記録あり。⇒ こちらが、その日は天候には恵まれず、景色はほとんど見えなかった。
今回は高曇りなので、まずまずの展望が期待できる。片道4時間±α、源太ヶ岳か大深岳のどちらかに登頂して戻って来たいと思ったが、
初っ端から少し躓いてしまった。

もっこ岳の登山口近くを掠める八幡平樹海ラインが閉鎖されていたのだ。8時半には閉鎖が解除されると書いてあったが、その時は7時。
時間がもったいないので、山頂レストハウス近くの無料駐車スペースにクルマを置き、舗装道路を歩くことにした。

もっこ岳と登山口の看板

今回、歩いたルートは黄色破線

30分程度のタイムロスの後、もっこ岳山頂に立つ。
この山、縦走路の一番先頭なのに、この日登る山としては最高峰。八幡平そのものや岩手山や森吉山などの眺めが素晴らしかった。

来し方(八幡平山頂部)を振り返る。

もっこ岳山頂から焼山と森吉山(左奥)。

もっこ岳山頂から西側、玉川源流部を眺める。

秋田駒ヶ岳方面は霞んでいて見えにくかったので、写真は省略。鳥海山は手前の雲が邪魔して見えなかった。
これから向かう大深岳方面は、
もっこ岳山頂から源太ヶ岳と大深岳。
手前の平坦な山が諸桧岳。

もっこ岳を少し降りたところから、岩手山を。
もっこ岳を降りた場所から岩手山。

もっこ岳周辺で見かけた花。
シラネアオイ

ウスバスミレ オオバキスミレ
(八幡平の黄色いスミレはもっこ岳を境に
北はキバナノコマノツメ、南はオオバキスミレばかりだった。)

ムラサキヤシオ


諸桧岳が近づくと、アオモリトドマツの林が続くようになる。
林の下にはまだ雪がいっぱい残っていた。
かと思うと、

諸桧岳(1516m)はどこが山頂なのか分からないくらい平らな山だった。
なお「もろび」とはアモリトドマツの方言名だそうな。林内に花は少なく、有っても地味なものばかりだった。
ヒメイチゲ コミヤマカタバミ

ミツバオウレン

ショウジョウバカマ ツバメオモト

タケシマラン

この花は地味とは言えないが・・・
キヌガサソウ キヌガサソウ

樹木の花も少し。
ベニバナイチゴ

コヨウラクツツジ

イワナシ


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(本頁は2018年7月27日にアップしました。)