7月31日、今年三度目の大深湿原 |
7月最後の日は八幡平・源太ヶ岳と大深湿原に行ってみた。
ここは7月14日に行ったばかり(こちら)だが、今回はある花を見たかったので、また来てしまった。
大深湿原と八幡平の眺め。
ルートは前回と同じく、松川温泉から。登山口出発は午前6時。
黄色破線が今回歩いたルート。
ソバナ
サンカヨウの実
樹林帯を抜ける頃、突然携帯が鳴った。
実家でアクシデントがあり、その対応で一時間半ほど、足止めを食らう(こんなに山奥なのに電波が届くとは夢にも思わなかった)。
源太ヶ岳山頂直下のお花畑に到着。
前回、爆発的に咲いていたコバイケイソウの花はすっかり終わっていた。今はトウゲブキが疎らに咲くのみ。
源太ヶ岳山頂直下のお花畑
実姿のコバイケイソウと岩手山
10時近くに源太ヶ岳山頂に到着。なんか豪く消耗してしまった。
源太ヶ岳山頂付近から岩手山
源太ヶ岳山頂から裏岩手の山なみ。左から三ツ石山(1466m)、覘標ノ台(1448m)、小畚山(1467m)。
その陰の秋田駒ヶ岳や乳頭山は雲でよく見えなかった。
源太ヶ岳山頂から大深岳(1541m)。
今回は大深岳山頂には向かわず、分岐からストレートに大深湿原へ。
大深湿原。手前の白い花はオニシモツケ。
奥の山なみは八幡平。左から諸桧岳とモッコ岳の重なり、八幡平、茶臼岳。
大深湿原の北西部。
もう一週間早かったら、キンコウカの群生がみごとだったろうに。
キンコウカ モウセンゴケとトンボの屍
今回、見たかったのはこの花。
ミヤマアケボノソウ
ミヤマアケボノソウ ミヤマアケボノソウ
ミヤマアケボノソウは東北では早池峰山とここだけと聞く。
サマニヨモギ(前回、見ている)も東北では早池峰山と八幡平だけ。八幡平には珍しい高山植物が意外と多いようだ。
エゾツツジは前回、蕾だったが、今回はもう終わっていた。かろうじて残り花が一株だけ有った。
エゾツツジの残り花
他に見た花たち。
トウゲブキ フキユキノシタ
ハクサンフウロ シナノキンバイの残り花(八重咲きタイプ)
大深湿原の南東部。
分岐点近くのキンコウカ群生。
クルマユリ エゾオヤマリンドウ
リンドウの花を見ると、もうすぐ秋なんだなと思う。
ところで、この日をひと区切りに、しばらくの間、山歩きを自粛することにした。理由は老母の介護。
(-_-;)再開はいつの日になるものやら。
次(早池峰)へ行く。 管理者注:本頁の写真は(`◇´)何人たりとも無断使用はまかりならん!
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(本頁は2018年10月5日にアップしました。)