2018年ロンリーハーツ植物紀行
7月14日、南八幡平・大深岳、源太ヶ岳へ。

大深岳、源太ヶ岳はアスピーテラインが走る八幡平山頂から南南東の方角、約8キロにある山だ。
大深岳(1541m)で一応、八幡平が終わり、隣の小もっこ山から裏岩手連峰が始まる。そしてその山なみは岩手山まで続いている。
前回、6月18日(こちら)は八幡平山頂から、もっこ岳や諸桧岳、嶮岨森を越え、片道約4時間かけて行ってみたが、両方とも山頂は踏んでいない。
今回(7月14日)は北斜面にある湿原(お花畑)の花が気になったので、山麓の松川温泉から直接登ってみることにした。
前諸桧から大深岳方面を望む。左から源太ヶ岳、大深岳、右手前が嶮岨森。
2018/06/18

黄色破線が今回歩いたルート。

登山口は県道212号線から県道318号線(八幡平樹海ライン)が分かれる場所にひっそりと有った。
峡雲荘隣の公営駐車場にクルマを置き、薄暗い道を歩き出す。初めは導水管が露出した坂道が続くが、
道が平らになると、水量豊富な丸森川を立派な橋で渡る。道の両側のブナ林はみごとだった。
源太ヶ岳登山口 丸森川を渡った後のブナ林の登り

季節柄、林の中に花は少ない。
サンカヨウの実などはそろそろ青くなりかけていたが、ギンリョウソウはまだ咲き残っていた。
ギンリョウソウの液果は
ゲゲゲの目玉おやじみたいだ。
少し上に行くと
ギンリョウソウの花が残っていた。

地図上にある上倉沼は林に隠れよく見えないが、付近で一箇所、岩手山がよく見えるポイントが有った。
途中で見えた岩手山。
この日、岩手山が見えたのはこれが最後だった。

この山はあちこち水場に恵まれている。湿原分岐手前の水場は特によかった。
湿原分岐手前の水場にある
大きなダケカンバ。
ゴヨウイチゴの地味な花

湿原(お花畑)分岐点まで来ると大きな木は急に少なくなる。

笹や灌木の斜面を登ると、目の前にコバイケイソウの大群生が。

これはおみごと。
今年はコバイケイソウの当たり年と聞くが、これほどの大群生に会うのは久しぶりだ。

コバイケイソウ群生の付近に咲いていた他の花たち。
イワイチョウ ヒナザクラ

ハクサンオオバコ ヨツバシオガマ

この斜面には、他にカラマツソウやハクサンボウフウ、イワカガミ、ベニバナイチゴなどが咲いていた。

そうこうしているうちに源太ヶ岳山頂(1545m)に到着。
源太ヶ岳山頂標。
上のハイマツ実はホシガラスの食べ残しだろうか。
サマニヨモギ。
本州では早池峰山とここだけと聞く。

この山は主脈から東に外れているが、大深岳よりも5m高く、展望がとても素晴らしい・・・と聞く。
源太ヶ岳山頂から大深岳を望む。

しかしこの日の天気は少し変わっていて、
源太、大深の上だけが晴れ、廻りの山は全て雲に包まれていたので、遠くの景色は何も見ることが出来なかった。
素晴らしいと言われる展望はまたの機会に。

源太ヶ岳山頂から大深岳にかけての稜線はハイマツがメインで、他にはコメツツジやハクサンシャクナゲがやたらと多かった。
コメツツジ ハクサンシャクナゲ

南八幡平の主峰ともいえる大深岳(1541m)の山頂は灌木に包まれ、展望は良くなかった。
少し南の方に下ったら、このような山が見えたが、これは大白森(1269m)か。
この平らな山は大白森(1269m)か。
なお秋田との県境にあるグレートフラット・大白森(1216m)とは別山。

大深岳山頂から戻り、大深山荘に向かう道を下って行く。

途中のアオモリトドマツは壮絶な樹形だった。

嶮岨森を望む。


次(大深湿原)へ行く。
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(本頁は2018年8月31日にアップしました。)