2014年ロンリーハーツ植物紀行
8月2日、久々の月山に見た花は(2)

月山の山頂や稜線の西側は丈の低い草原が続いている。『風衝草原』と呼ばれる植物景観で、いかにも『高嶺の花』的な高山植物が多いのが特徴。
冬場の北西季節風が強すぎるため、雪は飛ばされ、ほとんど積もらないと聞く。そのため気温も低く、植物の生育にはまことに酷な環境だが、
光には恵まれているので春の立ち上がりが早い。なおその後も風は強く厳しい。

どんな花が見られるかというと・・・
ミヤマウスユキソウ
ミヤマウスユキソウなどが代表だろう。
エーデルワイスに似た草姿のこの花は東北地方の限られた高山に生える。
秋田駒や鳥海山にもあるが、月山は量が多く、登山道からも楽に観察出来る。咲き出しは6,7月と早いが、真夏の今頃でもまだ見れる。
ミヤマウスユキソウ
濃い青花は
ミヤマリンドウ
日光があたると開花、したがって今回の登山の前半で見たものは全て花を閉じていた。
写真は全て帰りに撮ったもの。
ミヤマリンドウとネバリノギラン ミヤマリンドウ
ミヤマリンドウはあちこちの山で見かけるが、月山のものは株も大き目で見ごたえがある。
また弥陀ヶ原のような湿原にも咲いていたのには驚いた。

風衝草原の役者達
ミヤマウスユキソウ、ミヤマリンドウ、ネバリノギラン、ウサギギク、ハクサンイチゲなど。

トウヤクリンドウは北アルプスではよく見かけるが、東北では尾瀬ひうち岳と月山くらいと聞く。
トウヤクリンドウ トウヤクリンドウ


月山の東側斜面は驚くほど平らで広い。こちらは積雪量が多く、雪渓や雪田として遅くまで残っている(場所によっては越年)。
当然だが、植生もガラリと変わる。
オモワシ原方面を望む。


アラシグサ
山頂付近の限られた斜面で見かける。
キバナノコマノツメ

アオノツガザクラ
今年は花付きのいい株には遭遇出来ていない。

ミヤマホツツジ
この低木も登山口から山頂までよく見かけた。
山頂近くのものは丈が低くなり、矮性低木になっていた。
イワカガミ

チングルマ

コシジオウレン
先日、鳥海山でもタクサン見たが、月山にも多かった。
ヒナザクラ
今回は一斉開花シーンには巡り会えなかった。

ヒナザクラはこのような場所に大群生する。ただし開花期間はとても短い。


登山道脇に多かったキク科の面々
シロバナクモマニガナ ミヤマコウゾリナ

ヤマハハコ
ハクサンフウロとタカネアオヤギソウ、ミヤマアキノキリンソウも混じっている。

ナンブタカネアザミ
このアザミは登山口から山頂まで広く分布。
今回の登山ではハクサンフウロと並び、よく目に付いた花だった。
これはセリ科。ミヤマシシウド。
バックは咲き出したばかりのウゴアザミ。

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(本頁は2014年8月30日にアップしました。)