風穴マジック2010D
真夏の長走、そしてヤナギランの園へ

ι(´Д`υ)アツィー真夏こそ、風穴がその真価を発揮すべき時。
真夏の長走風穴は、涼を求める人たちで大賑わいだが、それも「長走風穴館」や隣接する風穴倉庫まで。
花を見るため、額に汗して、いや全身汗まみれになって斜面を登る人は稀だ。
この時期、確かに花は少ない。しかし咲いているのはみごとな花ばかり。
少し登ったところにある風穴倉庫
濃い緑の中、よく目立つ朱色は
クルマユ
ヤマユリ
クルマユリもヤマユリも風穴に特有な花ではない。が、この場所には比較的多い。草刈りの際は残すよう指示されている模様。
以上、7月下旬に撮影。

8月中旬に訪ねたら、見慣れぬ樹の花と実に出くわす。
けっこう綺麗なツツジ科だ。
当初、ミヤマホツツジ Cladothamunus bracteatus かと思ったが、
花柱(めしべ)があまり曲がらないことから、
低山性のホツツジ Elliottia paniculata としておく。
前頁では、「スノキの仲間(ウスノキかオオバスノキのいずれか。
実がならないと識別困難)」としておいたが、
今回、赤い実が確認できたので、ウスノキ Vaccinium smallii と確定。
これはオオタカネバラの実。
花はハマナスに似ているが、実の形は随分と違う。この後、もっと赤くなる(⇒こちら参照)。
の気配が・・・
エゾリンドウ
他の低山では9月以降に咲くが、ここでは高山同様、開花が早い。
ヤナギラン
開花している株はごく少数だった。

長走風穴は秋田でヤナギランの見られる数少ない場所のひとつだが、
あうぅ(つдi)今年は暑すぎるのか花はさっぱりだった。



ヤナギランと言えば、この近くの某所にみごとな群生があった筈。
以前、穂花に挑む2で一度紹介しているが、当時はこうだった。
21年前のヤナギラン。
1989/08/12 秋田県北部の某所にて。 
その後どうなったものやら。
少々気になったので、長走の帰りに立ち寄ってみた。
2010年8月中旬の某所
なんだ。ヤナギランはさっぱりじゃないか。
ヤナギランの実と花 ヤナギランの花アップ
その数は明らかに減っている。しかも花の盛りを過ぎている。
白銀の毛をまとった種子

ヤナギランは風によく飛ぶ種子を持ち、山火事や伐採などで新しく開けた場所にいちはやく侵入するパイオニア植物。
ただし低地では暑すぎて生育が阻害され、他の強壮な雑草供にはとても敵わない。
この場所(スキー場)の標高は約1000メートル。下界に較べたら涼しいので、今のところはまだ生きていられるが、やがては・・・。

どこかの新天地での繁栄を祈り、タネの旅立ちを見送る。(´π`;)/~~

一緒に生えていた草達
ハンゴンソウの群生
ハンゴンソウ ヨツバヒヨドリ
大きめの黄花はオオハンゴンソウだ。
先のハンゴンソウとは別属で北米原産の帰化植物。秋田では至るところで害草化している。
他にゴマナやオオイタドリもあったが、今回は省略。

高原なのに今年はいまだに熱風が吹いてる。
それでもススキの穂を見るとさすがに秋の気配を感じる。


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(本頁は2010年8月28日にアップしました。)