未完なれどコリダリス

エン吾作は木を切る♪ とんとんと〜ん♪((^^;盗作 from のりしゃん&ほーしゃん)ってな具合に、森が伐採されると、その跡地にはミヤマキケマンがよく蔓延ります。場所によっては斜面全体が黄金に染まるほどで実にみごとですが、二、三年後に訪ねると、どっかに消えてしまい、居ないことも多いです。同じコリダリスでもこちらは少し大柄、大雑把な造りなので、♪年の離れた奔放なお姉さんと言ったところでしょうか。
ミヤマキケマン Corydalis pallida var. tenuis の群生
1987/05/13 鹿角市
山間でミヤマキケマンが咲く頃、人里ではムラサキケマンが咲きます。こちらは日陰でよりヒト臭い場所(林の中のゴミ捨場など)で多く見かけます。花は遠目には薄汚れた感じですが、クローズアップで見ると、なかなか綺麗で上品な色合いです。
ケマンとは、仏教寺院で使われる装飾具の一種とのこと(今年の夏、岩手の平泉中尊寺で生まれて初めて実物を見ました)。ケマンソウ Dicentra spectabilis (タイツリソウとも言う。中国原産、園芸植物として用いられる。)は花の形やぶら下がり方がこのケマンに似ているので、その名が付いたと聞きます。
コリダリスの仲間の花は残念ながらケマンには似てませんが、植物学的にもケマンソウ属に近縁であり、草姿なども似た雰囲気があるので、転用されたのでしょうか

ミヤマキケマンのアップ
1988/05/11 雄和町
ムラサキケマン Corydalis incisa
1987/05/13 鹿角市
以前焼石岳を真夏に訪ねたら、薄緑色のコリダリスに出会い、吃驚しました。これは新種(エイリアン)発見!と悦んだのもつかのま、よく見たら、(^^;)トリカブト(キンポウゲ科)の一種、オオレイジンソウじゃありませんか。コリダリス(ケシ科またはケマンソウ科)と科は違いますが、どこか似たような雰囲気を感じるのは・・・(^^;)たぶん私だけでしょうね。((((^^;タイヘン失礼致しました。m(_ _)m
オオレイジンソウ Aconitum gigas var. hondoense
1992/07/29 焼石岳
オオレイジンソウのアップ
1993/08/24 焼石岳
に咲くコリダリスがあるって知ってましたか?
私も実物を見るまで知らかったです。下の写真は初めツルキケマン(ツルケマン) Corydalis ochotensis かなと思いましたが、実の長さや種子の配列から見て、ナガミノツルキケマン(ナガミノツルケマン)のようです。その生育場所は奥深い山ではなく、ムラサキケマンが咲くような人里近くの薮でした。一度、見つけたら、あれ(^^;)ここにも!こんなところにも・・・!ってな具合でしたが、春のコリダリスに較べると花は地味だし、草姿も実に頼りなく、覇気がありません。これじゃいっぱい咲いててもなかなか気付かれんでしょう。
私モウズイカはこう言ったじみぃでろんりぃ・はーつ倶楽部系植物にも目を向けて行く所存です。これを契機にその存在を知って頂けましたらさいわいです。
♪秋のコリダリス(〜^^)〜 あは!バタッ・・・(^^;)
 
ナガミノツルキケマン Corydalis ochotensis var. Raddeana
1988/09/19 比内町
ナガミノツルキケマンのアップ
1991/09/15 雄勝町
(^^;)折角のコリダリス企画ですが、なんか尻すぼみになってしまいましたね(♪だから未完だと言ったじゃない)
そのうちいい写真が撮れたら、追加リメイクしたいと思います。
最後にひと言。この仲間で最も気になるのはエゾオオケマン Corydalis curvicalcarata です。こちらは北海道中部の限られた場所にあると言われる絶滅危機種。丈は約1m、花は紅紫色。死ぬ前に是非拝んでみたいケマンなり。それではまた(^^)/~



とっ(^o^;)ところが、死ぬ前に、ひょんなことから、エゾオオケマンの情報が2件も入りました。
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♪春のコリダリス(〜^^)〜 あはんは!2007Aへ続く
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(本頁は2002/11/30にアップしました。2003/09/23一部記事追加。2005/06/26 一部記事削除)