神々の遊ぶ庭とはツンドラか、はたまたカシミール
ヌタクカムウシュペ
(大雪山)花紀行・序曲(1991/07/17〜18)

はじめに

黒岳石室付近から眺めた北鎮岳(2244m)。白馬に行った翌年、北海道大雪山を訪ねる機会に恵まれた。
これで例の先生がいみじくも仰った『日本が誇る二つの花の名山』をついに私も訪ねたわけだが、その後の人生を変えるまでには至らなかった。既に私も三十代半ばに差し掛かり、妻子も居り、変えようが・・・。
なんて話はさておき、今回の大雪は山中での宿泊は一日だけ。
しかもルートは層雲峡から黒岳に登り、北海岳を通り、旭岳(北海道最高峰、2290m)を越えて旭岳温泉(勇駒別)に下るという慌しい行程。
あの広大な『神々の遊ぶ庭(カムイミンタラ)』の北側、それもほんの一部を一本の線で掠めたにすぎない。
この程度のことで容易に人生は変わるわけがないが、本州の山とはかなり違う何かを感じたことだけは確か。

右写真は黒岳石室付近から眺めた北鎮岳(2244m)。
白鳥のような雪渓が見事だった。



















1.黒岳に登る

秋田から上川まではJRを使用。16日の夜、秋田を発ち、確か三回、列車を乗り継ぎ、17日、お昼少し前に上川到着。
天気は薄曇りで視界はあまり良くなかった。大雪山は微かに見える程度。タクシーをチャーターし、黒岳登山口に向かうが、少々時間があったので、有名な層雲峡も見学。層雲峡温泉で昼飯を済ませ、いよいよ黒岳(1984m)に挑む。七合目(1500mちょっと)まではロープウェイとリフト乗り継ぎでほとんど歩かずに行ける。ナント楽な山登りだろう。
しかし天気の方はおもわしくない。予報では明日は雨とのこと。
層雲峡・小函
ミヤママタタビ Actinidia kolomikta
本州のマタタビの葉は夏場、白くなるだけだが、こちらはピンクも入る。
七合目からは結構キツイ山道を登るが、途中、めんこいシマリス達のご挨拶や
シマリス
次々と綺麗な花達のお出迎えがあり、あっという間に1984mの山頂に着いてしまった。
ただし天候が悪く、濃霧と強風で花の写真は全く駄目。そのような状況でも奇跡的になんとか見れる二枚だけを紹介。
トカチフウロ Geranium eriostemon ssp. erianthum f. pallescens
チシマフウロの花色の淡いタイプ。
ウコンウツギ Macrodiervilla middendorfiana
本州では、岩木山、早池峰、焼石など限られた山でしか見られない。


次は2.ツンドラに驚く
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(本頁は2009年2月7日にアップしました。)