2008/08/12 鳥海山のお花畑を訪ねて 1

今年(2008年)の夏休みは、蔵王裏磐梯、吾妻山など南東北の著名な山岳観光地を訪ねているが、花にはあまり会えていない。
単にクルマで通り過ぎただけ、自らの脚で額や背中に汗して登ったわけでもないからしょうがないか。
この一連の小旅行の帰り道、鶴岡や酒田あたりであまりにも鳥海山がキレイに見えたので、秘かに登山を決断する。
そして12日の早朝には南側の登山口、滝の小屋をめざしていた。
ニッコウキスゲの群生
今日は晴れているが、一昨日(8月10日)のように澄み切った晴天とは言えない。
だが登山して花を愉しむには十分だろう。問題なのは(-_-;)自らの気力と体力。
酒田市升田地区から望む鳥海山
何故なら私の山歩きろくからもお分かりの通り、私は、1994年8月を最後に、その後14年間、まともな山歩きをしていない。
園芸ガーデニングの方は、1992,3年頃から15年以上、続けているが、高低差のあるところをほとんど歩かなくなったので、脚力は衰える一方。
おまけにここ数年は半メタボ、高血圧と高脂血症の二重奏に不整脈がバシッバシッと出て薬漬けになっている(が不思議とハラは出ていない)
平らな木道の上を一時間くらい歩くことはあるが、それは脚力アップには繋がらない。

南東北から帰宅した途端、
無性に高山のお花畑を見たくなった。
近場なら秋田駒や鳥海、月山があるが、一昨日の印象があまりにも良かったので、鳥海山に決めた。
登山ルートは今まで歩いたことの無い湯ノ台口(山形県酒田市の旧・八幡町)を選ぶ。
このルートは現在、滝の小屋のすぐ近く、1200mくらいの高さまでクルマが入れる。
歩き出してほどなくお花畑が始まり、途中の河原宿(約1550m)は鳥海山域で最も花の豊富な場所と聞いている。
今回、河原宿より上は望まない。そこでお花畑を見たら、さっさと降りよう。とは言っても、河原宿までの比高は400m近くある。
ガイドブックでは1.5時間くらいの登りとあるが、脚の萎えたモウズイカが河原宿までたどり着けるかどうかは何とも言えない。



クルマで滝の小屋への道を登っていく。
ミズナラの葉が赤みがかって見えるのが、少し気になる。単に日照りのせいならいいのだけど、ナラ枯れ病だとしたら(-_-;)タイヘンだ。
鳥海山の山頂部は薄い雲に包まれ、見えなくなってしまった。
脚下に鶴間池を望む。
鶴間池
しし神様が住まうような雰囲気の池。まだ足を踏み入れたことは無い。
紅葉か新緑の頃、チャレンジしてみよう。
朝8時。滝の小屋入り口駐車場はもはやクルマでいっぱいだった。
此処の標高は約1200m、鳥海山頂(新山)は2236mだから、だいたい1000mくらいの登りということになる。
ブナを見たのは此処が最後。
登り始めの登山道はほどよい高さの樹木(ブナなど)が直射日光を遮ってくれるので、歩きやすい。
たまたま一緒に歩き出したご老人(地元の方)の話では、毎年、この登山道脇の笹の刈り取りを行っているとのこと。
そのおかげで私のような足弱ハイカーも安心して山歩きが出来るのだ。
謝意を表したところ、「(´π`)♪たぶん河原宿は今日あたりが最高に花盛りだろう。あそこのニッコウキスゲは凄い!」との嬉しい情報を頂く。

滝の小屋を境に風景が一変する。
樹木が低くなって、廻りの景色が良く見渡せるようになる。
沢を渡ると草花の種類がガラッと変わる。
カラマツソウ イワイチョウ
ハクサンオオバコ。
奥の白い花はヒナザクラ、右の丸い葉はイワイチョウ。
湿り気を好む種類が多くなった。
上を見上げたら、すぐそこに雪渓と滝がある。これなら夏の間中、水に困らないだろう。
滝の名前は白糸の滝?
此処はまだ春になったばかり。
シロバナトウウチソウの展葉
コバイケイの葉もまだ瑞々しい。
(廻りの複葉はシロバナトウウチソウ)
数は少ないが、チングルマが咲き残っていた。
チングルマ
此処は白い花ばかりなので
ベニバナイチゴ
濃い紅色を見ると嬉しくなる。

ちなみにこの場所の高度はおよそ1300m程度。
日本アルプスなら亜高山帯にも達しない高さ。
こんな低い場所に高山帯や亜高山帯の草木があるということは、鳥海山の気候がそれだけ厳しいと言うことか。

行くよ〜
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(本頁は2008年8月30日にアップしました。)