鳥海山の花図鑑3.晩夏〜秋編 |
(本頁は「鳥海山の花図鑑2.盛夏編」の続きです。)
【晩夏〜秋編】
概ねお盆(八月中旬)以降に咲く花と紅葉を扱ってみた。
ウゴアザミの群生。
2016/09/03
鳥海山はアザミの仲間が多い山だが、特に多いのはウゴアザミだろう。
ウゴアザミ Cirsium ugoense
2014/08/24ナンブタカネアザミ Cirsium nambuense
湯の台コース、河原宿にて。
2008/08/12
チクチク痛くないアザミも有ったが、こちらはトウヒレン属のオクキタアザミ。
鳥海山の他には焼石、羽後朝日岳にしかないと言われる稀産種。
オクキタアザミの群生。
2014/08/24
オクキタアザミ
Saussurea riederi var. yezoensis f.japonica
2014/08/24こちらはミヤマキタアザミ Saussurea franchetii だろうか。
似たような花は秋田駒(ウゴトウヒレン)や真昼、焼石でも見かけた。
2014/08/24
ヤマハハコ Anaphalis margaritacea
湯の台コース八丁坂にて。
2008/08/12
シロバナハナニガナ
Ixeris dentata ssp. nipponica f. amplifolia
下界に多いニガナは中腹まで生育している。こちらは数が少ない。
2014/08/24ウサギギク
Arnica unalascensis var. tschonoskyi
盛夏の頃から咲いている。
2014/08/24
ミヤマアキノキリンソウ(コガネギク)
Solidago virgaurea subsp. leiocarpa
2014/08/24ヒトツバヨモギ Artemisia monophylla
2014/08/24
ハクサンオオバコ Plantago hakusanensis
雪田の近くに多い。盛夏の頃から咲いている。
2008/08/12
ミヤマリンドウ Gentiana nipponica
2014/08/24ウメバチソウ Parnassia palustris
以前はダイモンジソウなどと同じユキノシタ科だったが、
現在はニシキギ科に変更。
2013/09/10
ダイモンジソウ
Saxifraga fortunei var. incisolobata
ミヤマダイモンジソウとの説も有るが、低山帯から連続的に生えており、
識別困難なので、ダイモンジソウとした。
2014/08/24
エゾシオガマ Pedicularis yezoensis
2014/08/24コバギウシ Hosta sieboldii
2014/08/24
湿った草地では、他にイワショウブやキンコウカも見かけた。
山頂付近にて。
イワブクロ Pennellianthus frutescens / Penstemon frutescens
の残り花。新山にて。
2016/09/03
ホソバイワベンケイの草紅葉。
2016/09/03ハクサンイチゲの残り花。
御浜付近にて。
2016/09/03
秋の花と紅葉。
エゾオヤマリンドウ
Gentiana triflora var. japonica subvar. montana
湯の台コース河原宿付近にて。
2018/09/28
ミヤマナラ Quercus mongolica var. undulatifolia
の紅葉。湯の台コース八丁坂にて。
2018/09/28ナナカマドの実。
2018/09/28
ウラジロハナヒリノキ Leucothoe grayana var. glaucina
の紅葉。湯の台コース八丁坂にて。
2018/09/28
ミヤマキンバイの草紅葉。
2018/09/28チングルマの草紅葉
2018/09/28
イネ科の草紅葉。
湯の台コース河原宿付近にて。
2018/09/28
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(本頁は2019年2月15日にアップしました。)