2018年ロンリーハーツ植物紀行
6月10日、ハクサンイチゲを観に鳥海山へ。(2)

(本頁は「6月10日、ハクサンイチゲを観に鳥海山へ。(1)」の続きです。)

この日の鳥海山はハクサンイチゲを観るのが主たる目的だったが、他の花も咲いていた。
このところ、栗駒山や虎毛山など花の少ない山が続いていたせいか、鳥海山は花が豊富だなと感じた。
こちらの頁では、登山口の鉾立付近から稜線にかけて咲いてた花をおおむね観た順番に並べてみる。

まずは鉾立付近、樹木の花。
アズキナシ

アズキナシ Sorbus alnifolia ,Aria alnifolia
葉の形は違うが、ナナカマドと近い仲間と知る。
ナナカマド Sorbus commixta

ウゴツクバネウツギ Abelia spathulata var. stenophylla

タニウツギ Weigela hortensis
下界のものと較べると花筒の外側の赤味が強かった。
アカモノ(イワハゼ) Gaultheria adenothrix

続いて草花。
ゴゼンタチバナ Cornus canadense

ハクサンチドリ Dactylorhiza aristata ノウゴウイチゴ Fragaria iinumae

ウスバスミレ Viola blandaeformis

当初、ミヤマスミレの白花品種かと思ったが、
詳しい方からツルタチツボスミレ Viola grypoceras var. rhizomata ではないかと教えて頂く。

シラネアオイ Glaucidium palmatum ムラサキヤシオ Rhododendron albrechtii

イワカガミ Schizocodon soldanelloides ミツバオウレン Coptis trifolia

以上の草花たち(ただしムラサキヤシオとツルタチツボスミレは除く)は、どこの山に行っても、刈りこまれた歩道脇に常連の花だといつも感じている。
これに(写真は無いが)ツマトリソウやマイヅルソウなどを加えて、「登山道フロラ」と呼ぼうかと勝手に考えている。

続いて、雪渓の際や融けた跡地に咲く花たち。
コシジオウレン(ミツバノバイカオウレン) Coptis trifoliolata

ショウジョウバカマ Heloniopsis orientalis イワイチョウ Nephrophyllidium crista-galli

ヒナザクラ Primula nipponica チングルマ Geum pentapetalum

チングルマは雪渓の脇の他、稜線の風衝地でも見かける。
チングルマの群生

鳥海山の風衝地に多いのは
ミヤマキンバイ Potentilla matsumurae ホソバイワベンケイ Rhodiola ishidae

そしてハクサンイチゲ。
ハクサンイチゲ Anemone narcissiflora var. japonica

ハクサンイチゲ

チョウカイイチゲとも呼ばれる
ハクサンイチゲの一輪タイプ
ニッコウキスゲ Hemerocallis dumortieri var. esculenta
本来七月以降に咲く花だが、ひと株だけ、咲いていた。

今、ハクサンイチゲが咲いてる鳥海山の風衝地は、これから季節が進むと、
ニッコウキスゲやトウゲブキ、ヨツバシオガマ、ハクサンシャジンなど色とりどりの草花で覆われ、鳥海山で一番綺麗なお花畑になる予定。


次(乳頭山)へ行く。
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(本頁は2018年7月13日にアップしました。)