2014年ロンリーハーツ植物紀行
7月下旬、鳥海山のお花畑をめざして(前編)

なっ( ̄π ̄;なんじゃ。こりゃ。
7月20日、午前4時45分頃。うちの二階から見た電線鳥海。
今朝はうちの二階からも鳥海山が見えるではないか。
この週末は荒れ模様との天気予報はいったいどうなったのか。
急遽、山行きを決意し、約2時間後には山麓のにかほに到着。
鳥海山のあらわな姿を見るのは7月上旬、鳥海山にアプローチしてみる以来、半月ぶりだ。
にかほ市郊外より鳥海山を仰ぐ。
実はこの日、鳥海山(山体の上半分)を見たのは、この時が最後だったのだが、
それはさておき、少しでも早く登るべしと鉾立(五合目)をめざす。
鉾立展望台(標高約1200m)から奈曽渓谷を望む。
既に鳥海本体は雲に包まれ見えない。
大きな川も無いのに何故こんな深い渓谷が出来たんだろう。謎だ。
白糸の滝

下界(北側)を見下ろすと、海岸線の弧が素晴らしい。
左奥の島のように見えるのは男鹿本山、右側の白い針のようなものはにかほ高原の風力発電機。
遠く白神山地の山々も微かに見える。
登り始めは花が少ない。
両側はミヤマナラなどの低木林。本来ならアオモリトドマツなどの針葉樹林になるべき高度だが、東北の高山にはこれを欠くことが多い。
鳥海山もそのひとつだが、鉾立からの登山道はこの低木林の区間がやたらと長い。
木陰がないため、いつも ( ̄π ̄; ばてばてになってしまう。

ミヤマホツツシ ヨツバヒヨドリ(バックはヤマブキショウマの穂花)

ツルアリドオシ(低山にも有る)

ウスバスミレは登山道沿いの湿った場所に多い。
他にはニガナやシロバナニガナも多く見かけた。

偽高山帯低木林のダラダラ登りにいい加減飽きてきた頃、目の前に小さな雪渓が現れる。
賽の河原だ。
賽の河原(標高約1420m) 
この雪渓から始まる流れはやがて白糸の滝になり、奈曽渓谷に落下する。

雪渓の縁に春を見つけた。
サンカヨウ ニッコウキスゲの芽だし

ここから上はガラッと植生が変わる(隣に雪渓が有るから当然だろうが・・・)。
枯れ草の間からいち早く咲き出した小さな梅のような花は
コシジオウレン(ミツバノバイカオウレン)
日本海側、秋田県から石川県までの限られた高山にだけ見られる花。
賽の河原からはまっすぐ御浜に向かわず、雪渓沿いに辿ってみる。
斜面に現れた白い花は
ハクサンイチゲと思いきや
花が一輪ずつなのでチョウカイイチゲ(イチリンハクサンイチゲ)かもしれない。
ハクサンイチゲはクィックスターター。
鳥海山では本来ならば6月から7月にかけて咲くが、この場所は雪消えが遅いため、今頃でも新鮮なものが見られた。

ハクサンイチゲと同時期に咲くミヤマキンバイも咲き残りがあった。
ミヤマキンバイとチングルマ実
チングルマの花 ネバリノギランとチングルマ実
雪渓を登りきった先には・・・

次(後編)行くよ〜
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(本頁は2014年8月9日にアップしました。)