2013年ロンリーハーツ植物紀行
2013/08/11風と雪の鳥海山・雪渓編

鳥海山は雪の豊富な山である。
旧作・今年は見ないだろうと思っていた野花2(6月の深山、高所編)の冒頭写真をご覧頂きたい。
6月上旬でもこの通りなのだ。
鳥海山の北東斜面を登る矢島ルートは、8月になっても、随所に大規模な雪渓が残っている。
九合目・氷の薬師

矢島口登山道は歩き始めが険しい。そこは懺悔坂とも呼ばれ、急な斜面がこの低木で覆われる。
他の高山でもよく見かける木だが、鳥海山のこのルートは異常なほど多い。

ベニバナイチゴの花はシックなマゼンタで魅力的、ラズベリーの一種なので実も美味しい。

これもベニバナイチゴ。
残雪のあるところではまだこんなレベル。
咲くのは9月以降になるだろうが、実は間に合うのか。

やっと春になった場所もあれば、早くも秋を思わせるような情景もあった。
ウゴアザミ ツバメオモトの実
タケシマランの実

最初の本格的な雪渓。賽の河原。

見かけよりも傾斜は緩く、歩きやすかった。

しかし次なる御田(おんた)の雪渓は
 きっ( ̄π ̄;きつい。雪渓にチャレンジする前に湿原を眺めていこう。
七合目・御田(おんた)

チングルマ

8月というのにミズバショウが咲いている。 ヒナザクラ

雪渓の周辺は花があまり多くなかった。しかも白い花ばかりだ。
何故なんだろう。
ウスバスミレ
カラマツソウ モミジカラマツ
アオノツガザクラ
急な坂を登って行くと、渓流の音が聞こえるようになる。
八合目・七つ釜
山頂から流れ落ちる水は一旦、伏流水となるが、此処1600m付近で地上に現れる。
パワーを増した水は硬い溶岩を抉って渓谷を作り出す。そしてこの流れは鶯川、子吉川となって日本海に注ぐ。
火山の山頂近くにこのような渓谷があるのは珍しく、奇観と言える。

更に登ると、山頂まで一直線の斜面と雪渓が現れる。
大雪路の雪渓を望む。
ここから大雪路の直登が始まるが、自分は別ルート・康新道を登ることにした。
康新道は雪渓は無いが、岩壁が凄まじい(詳細は前頁参照)。


今年の夏は雨や舫り続きで、下界から鳥海山の姿はなかなか拝めないでいたが、
8月末のとある日、県南の湯沢市を訪ねたところ、偶々見えた。
視程はあまり良くないが、雪がしっかりと残っていることはわかる。これがもうひと月もしたら、新雪を被ることになる。


次(その他、湿原の花)行くよ〜
裏庭トップに戻る
モガ狂トップに戻る
管理者注:本頁の写真は(`◇´)何人たりとも無断使用はまかりならん!
(本頁は2013年9月14日にアップしました。)