2013年ロンリーハーツ植物紀行
2013/08/11風と雪の鳥海山・風雲編

突然だが、8月11日、鳥海山に行って来た。
折りしも前日、秋田県(大館や鹿角、旧・田沢湖町)や岩手県一部でかつて経験したことの無い大雨が降り、全国ニュースのトップになったほどだったが、
秋田市や鳥海山のあたりではほとんど降っていない。
それでも11日は鳥海山周辺に大雨洪水注意報が出ており、山麓は雨降りだが山の上は晴れという変てこな天気だった。
山頂付近の稜線では、風速20〜30mもの暴風が吹き、まともに歩けないほどだった。装備不足で雪渓の下りにも難渋したが、なんとか無事下山。
康新道から鳥海山頂を仰ぐ。

下界(由利本荘)は雨降りなのに、標高1200mにある登山基地、祓川(はらいかわ)まで来たら、日が照っていながらも雨がパラパラ。
いわゆる天気雨、狐の嫁入り空。駐車場に集まった登山者達は皆どうしたものかと迷っている様子。
私も関東方面からおいでの方から相談を受けたが、天気は回復ムードだったので、行けるところまで行くべと出発。
祓川から鳥海山を望む。
山頂部は雲に覆われているが、ナントカなるだろう。
持参していた雨合羽は蒸れるから着ずに折り畳み傘を差して歩いた。
こういう山歩きは珍しい。何しろ天気雨なので・・・
祓川付近のダケカンバ林

途中、可憐な花達に励まされつつ、
ミヤマダイモンジソウ ヨツバシオガマ

雪渓を駆け上がり(後編で詳述予定)、一気に稜線へ。
康新道から馬蹄形カルデラを望む。

岩壁の上にはいろいろな草が生えている。
実はこの稜線、風が凄かった。
風速は20〜30mくらいはあっただろうか。吸おうとする空気をヒョイと持って行かれたり、煽られて倒れそうになったり。
そんな気象条件でも花は咲いていた。
チョウカイフスマ
これがチョウカイフスマ。
ホントに小さくて地味な花だが、しっかりと岩に張り付いている。世界中でも鳥海山(と一部、月山)にしか無い花と聞く。
イワウメ(花は終了)とチョウカイフスマ。
チョウカイフスマとイワブクロ イワウメ(花は終了)とイワギキョウ

イワギキョウとホソバイワベンケイ(花は終了)
ホソバイワベンケイは早くも紅葉していた。
ホソバイワベンケイ(花は終了)
山頂部を雲が越える様子は早回しの映画を見ているようだった。
その雲もだんだん少なくなってきた。
イワブクロ
北海道では火山灰地なら低地でも見かける植物だが、本州では北東北の限られた高山にのみ産し、
鳥海山はその南限と聞く。イワギキョウ同様、今回は花が疎らだった。

岩場を少し離れた草地ではまた別の花が咲いていた。
ハクサンシャジン
少ないがクルマユリも咲いていた。
ハクサンシャジン エゾリンドウ
コガネギク(ミヤマアキノキリンソウ)
ハクサンシャジンやコガネギク、エゾリンドウなどを見ると
もうそこまで秋が来ているなと感じる。
鳥海山の山頂部を仰ぐ。
左は外輪山の盟主、七高山(2230m)、右は最高峰の新山(2237m)

ちなみに今回、私は山頂は極めていない。康新道の2000m付近で折り返している。
理由は体力の問題と頂上にはこだわらない性格、それと目当ての花は一通り撮影できたのがイチバン大きい( ̄も ̄;)☆\バキ

次(雪渓編)行くよ〜
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(本頁は2013年8月31日にアップしました。)