ぶっ(;゚Д゚) ブナがあブナい!

32649.異変!?
モウ@秋田    8月30日(日) 8時50分
昨日、鳥海山の中腹を車で彷徨ってまいりました。
写真は鳥海登山口のひとつ、百宅(ももやけ)コース入口にある大清水(おしず)という場所。標高はおよそ800m。
ここから見た鳥海山は1400mもの標高差で一気に聳えており、とても立派なのですが、
うぅぅぅぅ(;゚Д゚)なんじゃ。こりは!
山の様子がいつもと違うんです。
大清水(おしず)から見た鳥海山。2009/08/29

32651.
何が違うのか?
実は私、この場所に来るのは今回が初めてでした。
従って、過去とは比較しようがないので、違うというよりも、おかしいと言った方が正確かもしれません。
山が既に紅葉している点に着目して下さい。
ブナやミズナラの紅葉は褐色が主体なので、目を奪うような美しさはありませんが、まだ八月ですよ。
近くの山形県境の山の木々もご覧下さい。
稜線の上の方では紅葉を通り越して落葉の始まった木々も見えました。
今年の夏は異常に雨が多く、どちらかと言えば冷夏でした。紅葉を早めると思われる日照りや台風塩害とは無縁な夏でした。
32652.
もしやと思い、昨年の春、「雪中新緑ショー」をレポートした場所にも寄ってみました。
鳥海山矢島口、駒の王子付近のブナ林。2009/08/29
あうぅ(つдi)
なんた〜るちあ。ここのブナも紅葉の真っ最中でした。
見渡す限りの山のブナが一斉に色づいてました。道路の両側には大量の落葉が吹き寄せられておりました。
鳥海山矢島口、駒の王子付近のブナ林。2009/08/29

32653.
ミズナラだけなら、「ナラ枯れ病」(詳しくは↓)でいいでしょうが、ここではその病気に強いと言われているブナが一斉に異様な紅葉を始めているんです。
http://www.pref.yamagata.jp/regional/syonai_bo/bussiness/farm/7337050naragare.html

32654.
これほど大規模な森林異変なのに、地場ではまだ何の報道もされておりません。
選挙でそれどころではないのでしょうか。あがりこ大王

すぐ近くにあるシシ神様(獅子が鼻湿原)のブナもどうなったか心配であります。
32657.とみちゃん@備後    8月30日(日) 11時17分
何だか怖いですね!8月に晩秋の様に落葉があるなんて
3・4年前猛暑で陽焼けして落葉があったところがありましたが・・・

先週夜間と日中の気温差が10度以上の日が2・3日ありました。
その影響でしょうか。
今年は紅葉がみれないかも・・・
32658.ことく@金沢山間部    8月30日(日) 11時45分
最近、庭の桂の木も紅葉してきて、おかしいな〜と思ってたんです。今年は紅葉が早いですよね?;
最近寒暖差があるから紅葉してるのかな〜なんて思ってるんですけどもそんなもんなのかしら?;
今年はもうオーリキュラのツボミが上がってきたりしてますし季節感が変です。
(一部略)
32661.モウ@秋田    8月30日(日) 17時3分
> 3・4年前猛暑で陽焼けして落葉があったところがありましたが・・・
先にも書いた通り、今年の秋田の7,8月は雨ばかりで、ほとんど日照がありませんでした。
どちらかと言えば冷夏でして、紅葉を早めると思われる日照りや台風塩害とも無縁な夏でした。

これはあくまでも個人的見解ですが、今回の現象は紅葉ではなく「枯れ」ではないかと・・・。
更に来年、再来年と芽吹きがなければ、枯死ということになりましょう。
なお、このまま地球温暖化が進めば、百年後くらいには、本州のブナは絶滅するという説もありますが・・・。

なお、写真に写っているブナの樹は、原生林ではありません。いわゆる二次林ですが、
これくらいまで育つには少なくとも50年から100年はかかっているでしょう。
鳥海山、或いは秋田のブナやナラが一斉に枯死なんてことになったら、どんな影響が出るものやら。
おかみには早急なる原因の究明と対策をお願いしたいものです。
32664.arisu@山形新庄(=^^=)♪    8月30日(日) 20時4分
・・・(==;)
こちらのお山では、すっかり茶髪化しております。
ナラ枯れ、景観的にも悪いです。

現在ナラ枯れ対策は非常に遅れているとしか言えません。
薬剤を使うにしても、まずはお金、予算です。
そして、人手です。
山が深く、足場も悪い木を1本を治している間に、次々に広がってしまいました。
私が見た感じでは、異常なまでの早さと言えます。
新庄市では、ボランティアの手を借りて、ナラ枯れで伐採された木で
炭を作っています。
精々、その位のことしか出来ないようです。

>おかみには早急なる原因の究明と対策をお願いしたいものです。
ブナの件、モウ様が危惧されるように手遅れにならぬよう、ナラ枯れの件も含め何らかの手を打つべきでしょう。

山々が、見る影もなく変わり行く事に半ば・・・諦め掛けています。
それ程に、こちらのナラ枯れは早いのです。
32665.モウ@秋田一区   8月30日(日) 21時41分
おかみをあてにしてもしょうがない。
自ら走ってみよう ε=ε=へ(+´π`;)ノ
なんて書き直そうと思い、覗いたら、

> 私が見た感じでは、異常なまでの早さと言えます。
> ・・・
> それ程に、こちらのナラ枯れは早いのです。


arisuさん。山形の方がそんなにひどい状況になっているとは夢にも知りませんでした。なんて悲しいことなんでしょう。
このままでは早晩、世界遺産のブナ林への波及も懸念されます。
ナントカ秋田で食い止めねば・・・。

最後に、一昨年の夏、新潟で目撃したナラ枯れの模様を掲示しておきます。
(正確には2007/08/13 場所は新潟県胎内川流域。)


32771.モウ@秋田    9月11日(金) 21時8分
わけあって、昨晩遅く、裏庭に「ぶっ(;゚Д゚) ブナがあブナい!」(本頁のこと)をアップしました。
本頁作成にあたりましては、とみちゃんやことくさん、arisuさんのコメントもそのまま使わさせて頂きました。
事後ですみませんが、一言おことわりとお礼を申し上げます。m(_ _)m

で、その後、
早速、情報が入りました。
ブナに枯れが見られることは、昨年の秋から気づかれており、どうやら単発で終わったようですが、
地場メディア(新聞)でも取り上げられた模様です。

識者のコメントによると、
ウエツキブナハムシという小さな甲虫の幼虫(1センチ弱の黒虫)の食害によるもの。
この虫は元々ブナ林に生息しており、大発生しても2,3年で終息するので、ブナは葉が被害を受けるだけで木が枯れるわけではない。
との見解が既に出ているようですが、ホントにそれで済むんでしょうかね。

何故、今回こんなに大発生したのか、理由は不明です。

頁中ほど32652.のクローズアップ写真のブナの木は、実際に見ていても痛々しかったです。
32665.ラストのナラのように、完全に枯れてしまわないことを祈るばかりであります。
32773.メルモ@都内某所   9月12日(土) 0時5分
早速拝見して参りました。
事態はかなり由々しいところまで進んでいる様子で気がかりです。
表に出る現象としてはブナやナラの枯れ込みですが、それを引き起こす原因を考えると一筋縄ではいかない、
というか、複合的な原因が絡まり合って、人間には何ができるのだろうかと世界規模で考えねばならないことを痛感します。

実は、初めに元スレッドが立った正にその日、わが家の周りも街路樹のプラタナスや庭木のケヤキの落ち葉(というか枯葉)が気になったところだったのでした。
モウさまのブナとは事情が違うのでしょうが、やはり某かの異変を感じ、コメントを入れようと思う間もなく時は流れ、スレッドも流れ……。

「ブナは葉が被害を受けるだけで」って、それが数年続いたらどんだけのダメージになることか。
そこへ気候の変異だの日照不足だの多雨だのがコンボしてきたら、今までのデータとは全く違う結果を生む可能性がどれだけ高いことか。
森の中のブナがダメージを受けることで、他の植物へどう連鎖が及ぶことか。
考えれば考えるほど、自分の無力さを感じます。

(一部略)
32774.モウ@秋田   9月12日(土) 7時57分
> 「ブナは葉が被害を受けるだけで」って、それが数年続いたらどんだけのダメージになることか。そこへ気候の変異だの日照不足だの多雨だのがコンボしてきたら、
> 今までのデータとは全く違う結果を生む可能性がどれだけ高いことか。森の中のブナがダメージを受けることで、他の植物へどう連鎖が及ぶことか。


そうなんです。私もそれが心配なんです。

> 考えれば考えるほど、自分の無力さを感じます。

まずは知らしめること、原因を探ることと思い、本頁を立ち上げたところ

今朝やっと、
地場新聞(秋田さきがけ)でこのことを取り上げた記事を見つけました。

以下、無断伐採じゃない抜粋引用です。
「ブナ林の食害広がる」「鳥海山麓 ウエツキブナハムシ大発生」
鳥海山麓で昨年大発生したウエツキブナハムシが今年、さらに範囲を広げて発生している。昨年はにかほ市象潟町が中心だったが、
今年は由利本荘市の矢島町、鳥海町でも発生。3〜7合目のブナが被害を受けている。葉が食害を受け、赤茶色に変わったり、葉がなくなったりした木もある。
「きれいな紅葉が期待できないのでは」と山の関係者は心配している。
・・・(略)
東北森林管理局由利森林管理署は、「葉が食べられるだけで、木が枯れるわけではない」として、昨年同様、防除などの対策はしない方針。
葉が早く枯れることによるブナへの影響については、「新しい芽を付けている木が多く、現時点では大きな影響はないと考えている。今後も注意深く観察していきたい」としている。

偶然なのか、はたまた今回の件を待っていたのか、
今朝の同紙には、ナラ枯れの記事も載ってました。

こちらも無断伐採抜粋です。
「ナラ枯れ 急速拡大」「由利本荘市で初の確認」
ナラ枯れの被害木が由利本荘市、にかほ市、湯沢市であらたに41本みつかったほか、ナラ枯れの疑いがある木が由利本荘市、湯沢市で合わせて140本確認され、
被害が急速に拡大していることがわかった。由利本荘市でナラ枯れ被害が確認されたのは初めて。県が11日、9月定例県議会農林商工委員会で明らかにした。
・・・(略)
ナラ枯れは、カシノキナガキクイムシがナラ菌を媒介し、木全体に拡がった菌が通水を阻害することで生じる。
本県では2006年9月、にかほ市の三崎公園でミズナラの被害木13本が確認されたのが最初の被害例。
・・・(略)
県内民有林の広葉樹の約40%はナラ類。
・・・(略)
県では今後・・・拡大を防ぐための殺虫剤による防除を継続して徹底する方針。
といったような内容だった。

今回の報道で、ブナとナラでは、同じブナ科でありながら、枯れの直接原因もその後の経過も違うということはわかった。
しかし、遠めには同じようにしか見えない。

今後しばらくは、鳥海山周辺を訪ねたら、哀しくつらい思いをしなければならないだろうな。
それよりも、何の因果で、ブナの虫喰いとナラの枯れがほぼ同じ場所でほぼ同時に始まったんだろう。
ウエツキブナハムシについて、詳しいサイトを見つけました。(いずれも無許可片リンクです。)
 ⇒ 世界のブナの森鳥海山とウエツキブナハムシの大発生
 ⇒ (「朝日庄内森林環境保全ふれあいセンター」内の)ウエツキブナハムシ 
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(本頁は2009年9月10日にアップしました。)
(本頁は2009年9月12日に続きをアップしました。)