2018年ロンリーハーツ植物紀行
11月6日、霧の七座山と晴れの房住山

11月6日は天気もまあまあなので、秋田県北部にあるふたつの低山を訪ねてみた。
ひとつ目は能代市東部にある七座山(ななくらやま)。早朝、能代市市街地を走ってる時は晴れていたのに、近づくにつれ、霧が濃くなって行く。
大昔流行ったマッシュマッカーンの「霧の中の二人」を思い出したが、こんな天気の日、この山を歩いてたのは、私ひとりだけだった。


この山には天然の秋田杉が多く生えている。
こちらは何の木だろう。

これはブナ? 稜線に登る鉄階段

稜線に上がっても五里霧中だった。
これは近くを流れる米代川の川霧が停滞しているせいだ。


稜線の残紅葉

稜線は風が強く、寒さに震えながら、一時間近く待ったが、結局、私の居る間は晴れてくれなかった。
天気が良いと展望台からはこんな眺め(今年4月に撮影)


霧で散々だった七座山の次は、約15キロ南、能代市と三種町の境界にある房住山(ぼうじゅうさん)だ。
こちらは標高409mの丘陵だが、地元では信仰の山として古くから登られている。
今年の春に初めて登り、低山ながらもけっこう面白い植物のある山だと感じた(記録はこちら)。
秋はどんなだろうと思い、行ってみたが、平日のせいか今日の登山者は私一人。
なおこちらの天気は霧も無く、晴れたり曇ったり。林道の始まりにある黄金の鳥居が眩しかった。

林道井戸下田線入り口にある黄金の鳥居

立派なトイレのある登山口から歩き出すと、ほどなくこれまた立派な房住神社に着くが、
このあたりには天然の秋田杉が残っている。

天然秋田杉 ブナの木

斜面に差し掛かると、ブナの木が現れる。まだ紅葉していた。
その後は雑木林、植林のスギ林が交互に現れる稜線道が続く。

台倉の坂の斜面

台倉の坂は「ババ落とし」とも呼ばれる壮絶な急坂だが、今回は巻道を通ったので楽々通過。
ここで出会った草木を。

カエデのミニ紅葉 オヤマボクチの古花

ツクバネの実。
この低木は半寄生植物。
アリドオシの実。
↓の石仏の広場に群生していた。

坂を登り詰めた先はおそらくこの山域の最高地点のようだ。
展望はあまり良くないが、石仏が現れ、休憩には丁度良い広場になっていた。


男鹿三山や寒風山が重なって見える。 十六番・千手観世音

ちょっと不気味だったが、これはサルノコシカケだろう。


誰かハンバーガーを木の又に置き忘れて行ったのかと思ったら、
こちらもサルノコシカケだった。

稜線のところどころに屋久杉のように立派な天然秋田杉が立っていた。

天然秋田杉

稜線の西斜面にはブナなどの広葉樹林があり、
終わり近かったものの、渋い色合いの紅葉を愉しめた。


ちょっと気になったブナの木 房住山山頂の展望台はもうすぐ。

折角の展望台だが、廻りの樹木が大きくなったせいか、眺望はイマイチだった。

展望台から森吉山。
杉の梢のせいで全体は見えなかった。

下山後、上岩川地区から房住山を望む。
たぶん左端が山頂。登山口は右端にある。


次(筑紫森、岩谷山)へ行く。
裏庭トップに戻る
モガ狂トップに戻る
管理者注:本頁の写真は(`◇´)何人たりとも無断使用はまかりならん!
(本頁は2019年1月25日にアップしました。)