2017年ロンリーハーツ植物紀行
7月10日、秋田駒ヶ岳にも。(前編)

ちょっとハイペースかもしれないが、今年7月は6日の白神岳、8日の焼石岳に続いて、10日も山に行ってしまった。
今回は近場の秋田駒ヶ岳。今まで何十回も訪ねているが、不思議とコマクサやエゾツツジが最盛期と思われる7月上〜中旬にはほとんど行けてなかった。
たぶんそれは天候や休日との兼ね合いだと思う。今年からは毎日が日曜だし、このところ秋田は勿体ないような晴天が続いてるので、10日に訪ねたような次第。

まずはいきなり大焼砂。ここはいつ来ても風が強い。
淡いピンクの筋のように見えるのがコマクサ。
下の木道が走っている場所はムーミン谷(馬場の小路)。

だんだんコマクサの姿が見えてきた。
なお写真、右上の楕円形の残雪をしばし記憶に留めておいてもらいたい。

眼を横方向に転ずると・・・
左から女岳、男岳。その間から始まる窪地がムーミン谷。

コマクサ Dicentra peregrina
(タカネスミレと一緒)

コマクサ Dicentra peregrina 単体
もっと大きな株はあったが、残念、花が傷んでいた。

大焼砂の下の方からムーミン谷(馬場の小路)の方に入って行く。行く手に例の残雪が見える。
男岳の手前のこんもりした丘は小岳。

大焼砂を下の方から見上げると・・・

ムーミン谷に入ってすぐの場所で

今度は小岳の斜面を見上げたら・・・
ご覧の通り、みごとなチングルマの大群生だった。
此処ムーミン谷のチングルマ群生は全国でも有数の規模と言われるが、残念ながら今まで開花シーンに巡り合えずにいた。
今回、小岳斜面にかろうじて最盛期の部分を見ることが出来たが、この大群生の上に残る雪はさっき大焼砂から見えた楕円形の残雪だ。
私よりも先に来た方は感動のあまりか、ずっとこの場所に立ち尽くしていた。
チングルマ Geum pentapetalum

更に進むと・・・
駒池と男岳。
駒池の絶景。
駒池。影を落とす山は左から女岳、男岳。

再び、チングルマ群生。
チングルマ Geum pentapetalum


チングルマとイワカガミ Schizocodon soldanelloides

カラマツソウやミヤマキンポウゲの咲く草原を進み、
ムーミン谷の最深部に着いたら・・・・
エゾニュウ Angelica ursina の芽
が残雪を突き破っていた。
シラネアオイ Glaucidium palmatum

そこはまだ春になったばかり。
エゾニュウの芽出しやフキノトウ、初々しいシラネアオイ、サンカヨウの姿も見られた。

馬の背稜線への登りは勾配が急でつらいが、こんな可愛らしい花に慰められる。
ナガバツガザクラ Phyllodoce nipponica var. oblongo-ovata

イワヒゲ Cassiope lycopodioides


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(本頁は2017年8月18日にアップしました。)