2013年ロンリーハーツ植物紀行
20年ぶりの秋田駒ケ岳、7月20日(2)

ムーミン谷から見上げた男岳や横岳は岩石累々としており、秋田駒では珍しく男性的な山岳風景となる。
男岳

横岳の連なり
高さやスケールでは及びもつかないものの、北アルプス涸沢から望む穂高連峰を連想するのは私だけか( ̄も ̄;)☆\バキ

ムーミン谷には国内でも有数の規模のチングルマ群生がある。
いつも満開の時期を逸してしまうのだが、(T_T)今回もそうだった。
チングルマ
かろうじて駒池の近くに咲き残っている場所があった。何か今年は花が小ぶりのように感じられた。

女岳は平らなお饅頭のように見える。
その斜面下部はチングルマに覆われているが、エゾツツジも多い。
この花は草よりも丈が低いのに一応ツツジ、名前からもわかるように北海道に多いが、北東北の高山にも少しだけ分布している。
ところが秋田駒は特別だ。南限に近いのにこの花がやたらと多い。八合目駐車場から歩き出すとほどなく出てくる。そして頂上まで延々と咲いている。
この花のマゼンタはとても鮮やかだ。本州の他の山では見られない花風景なので、しっかりと見ておこう。
エゾツツジ
エゾツツジの花のアップ マルバシモツケ

駒池
奥の黒っぽい稜線は大焼砂。登山者の姿が見える。
大焼砂の稜線はこれまた国内有数のコマクサ群生地だが、
今年はどうしたんだろう。花はさっぱりだし、咲いていても終わりに近いものばかり。
コマクサとタカネスミレ(花は終わっている)

大焼砂の登りからムーミン谷を望む。
左から女岳、小岳の重なり、男岳、横岳。

ミヤマダイコンソウと女岳
この山はミヤマキンバイやミヤマダイコンソウも多いところだが、
今回、前者は終わり、後者は開花真っ最中にもかかわらず、花弁がとれてしまい、さっぱり美しくない。たぶん半月にもわたる風雨で傷み、飛んでしまったのだろう。

斯様に今回の秋田駒は花が少なかった。
私の拙い経験でも、同時期としては、花がイチバン少なかったように感じられた。
仕方ないので地味な高山植物も少し動員してみる。
カラフトイチヤクソウ オノエラン

ムシトリスミレとイワカガミ(すぐ上の蕾はウサギギク)

ネバリノギラン
一見、蕾のようだが、これでも開花中。
コバイケイソウ
ほとんどの場所で花は終わっていた。

前編で登場済みだが、阿弥陀池近くでも見かけたので・・・
タカネアオヤギソウ
(コバイケイソウと同属)
ミマヤカラマツとモミジカラマツ
(よく似たカラマツソウはムーミン谷に有った)
阿弥陀池で昼餉の後、下山。
北の方の山並みを遠望。
八幡平方面

乳頭山(烏帽子岳)。右の裸地は片倉山展望台。


最後に山麓の田沢地区から見た秋田駒ケ岳
左から男女岳(おなめだけ)、男岳、女岳。
男女は妾さんの意味。男女岳は通常は男岳の後ろに隠れて見えないことが多い。
正妻の女岳との間には男岳や横岳があって、直接対面していない。
この写真のみ6月中旬撮影。


次(また森吉山)行くよ〜
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(本頁は2013年8月18日にアップしました。)