3月17日、男鹿2nd。3月20日、万寿山1st。 |
3月17日は男鹿の毛無山。この山には今年、二回目(一回目はこちら)だが、今回は山頂部まで行って来たので、一応、今年の初登山とさせて頂く。
今回は秋田港からもその姿が微かに見えた。なんか船で旅立つような感じだが、実際はクルマで走って行く。
秋田港から男鹿方面を望む。
微かに毛無山と本山。右の大船は新日本海フェリー。
毛無山は五社堂経由だと本山分岐点まで早い人なら二時間以内に登れるが、
(´π`;)ワタシの場合、山麓で花の撮影をしてからなので三時間以上かかってしまった。
まずは五社堂付近で見た花を幾つか。
五社堂
五社堂裏ではフクジュソウも五輪並んで咲いていた。前回(こちら)に較べると、花は成熟していた。
フクジュソウ Adonis ramosa
五社堂周辺や山麓で見た花たち。
ナニワズ Daphne jezoensis
と手前にフクジュソウキクバオウレン Coptis japonica var. anemonifolia
1回3出複葉。
オトメエンゴサク
と行きたいところだが、或る方から
エゾエンゴサクではないかとの指摘が有った。
決着がつくまでは併記のつもり。アズマイチゲ Anemone raddeana
他にはキクザキイチゲやキバナノアマナも咲き出していたが、
カタクリはまだ蕾だった。
カタクリ Erythronium japonicum
五社堂から数百メートル歩いたら、その先に花は何も無くなった。
代わりに見つけたのは・・・
ベニチャワンタケ Sarcoscypha coccinea ドッキリ!!顔のある木
この木の切り株は昨年秋にも見たような記憶が有るが、
今回は誰かが顔をいたずら書きしていた。秋田にもバンクシーが現れたのか。
ドッキリ!!顔のある木
前回(こちら)、残雪で引き返したお気に入りポイントの雪は消えていたが、
山頂部が近づくとまだまだ残っていた。
お気に入りのポイント 山頂部の小道
雪は固く締まっていて歩きやすかった。
オオサクラソウ群生地付近の小道 本山山頂(自衛隊レーダー基地)を望む。
本山山頂へは車道歩きなので、今日はここまで。
加茂青砂の港と日本海を展望。
3月19日は実家用事で横手へ。
晴れてはいたが、カスミのせいで鳥海山はほとんど見えなかった。かわりに金峰山を。
横手実家から金峰山。
3月20日は岩手の万寿山(まんじゅさん)に初めて行ってみる。
登山口駐車場から万寿山を仰ぐ。
このお山、ご覧の通り、民家の軒先を通って登って行く。
民家の玄関先を会釈して通ると
小さな祠が見えて来る。
そこから先は普通の山道になる。万寿山の登山道。
ところどころに雪が残っていた。
送電線鉄塔をくぐるとほどなく山頂。
樹林で展望は無し。セリバオウレン Coptis japonica var. major
セリバオウレンの証拠。2回3出複葉。
オウレンはあちこちで咲いていたが、お目当ての雪割草(ミスミソウ)はなかなか見つからなかった。
ミスミソウ Hepatica nobilis
やっと見つけた株は半開きだった。
未練たらしくミスミソウの葉を。
前日、fb仲間からミスミソウが咲き出したとの情報を得ていたが、今回はワタシの詰めが甘く、開花している場所には行かないまま、下山してしまった。
しかし近くの別山に新たな大量生育地(開花前)を発見したので、ほぼ満足。
そのうちもう一回行ってみようと思っている。
シュンラン Cymbidium goeringii (昨年の実)
万寿山にて。帰りに見た今年初のザゼンソウ Symplocarpus foetidus。
刺巻湿原にて。
次(男鹿3rd)へ行く。 管理者注:本頁の写真は(`◇´)何人たりとも無断使用はまかりならん!
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(本頁は2019年4月5日にアップしました。)